2008年10月31日

ふっかぁ〜つ!!

皆さんこんにちは揺れるハート

日曜日の更新でお休みします宣言をいたしましたが。。。
本日、無事に復活しましたみぞです顔(笑)
温かいコメントや心配してメールをくださった皆さま、いつもごんあず旅館を見てくださっている皆さま、ありがとうございましたるんるん
とても励まされて、心強かったです揺れるハート
本当にありがとうございましたexclamation×2


先週の土曜日はこむぎちゃんのお届け日だったのですが。。。
お届け出来なかったのには理由があります。
金曜日の夕方まではお届けする準備を色々と進めていたのですが、その手を止めたのは動物病院からの一本の電話でした。

皆さんは 『犬ブルセラ症』 をご存知ですか?
最近は特にこの言葉を聞く方も多いかと思います。
というのも今月中旬、千葉県の浦安市にあるペットショップでこの 『犬ブルセラ症』 の集団感染が発覚したからです。
テレビや新聞でショップ店長の会見がされていたので記憶に新しいことでしょう。
又、一昨年に大阪府の繁殖場で集団感染が発覚して100頭以上の犬の安楽死が決行されて大きな問題となりました。

犬ブルセラ症に感染した犬は、オスは生殖器の萎縮・腫れなどの異常を起こし、正常な精子を作れなくなります。
メスの場合は不妊を引き起こす他、流産・死産を繰り返します。
しかし犬ブルセラ症は犬のみが感染するわけではありません。
これは人畜共通感染症といって、人にも感染するのです。
人の場合では感染はマレですが、頭痛・発熱などの風邪に似た症状を起こすことがあります。
犬同士の場合では交配時や、感染犬の尿中に病原体が排出されるのでその尿等から感染すると言われています。
人への感染は犬の流産時の悪露や、発情期の出血や、分泌物、精液などを介して感染すると言われています。

( 『ブルセラ症』 に関しては こちら をご覧いただくとわかりやすいです。
上の詳細は ここ からお借りしています。
人に感染するブルセラ症には犬ブルセラ症を含めて4種類あります。
上のサイトで紹介されている極めて重篤な症状は犬ブルセラ症以外の種類です。)

そんな病気がここ最近クローズアップされていて、感染した場所が犬繁殖場やペットショップだった事もあり、ふと気になりこむぎの検査をしてもらったのです。
(こむぎはおそらく悪質ブリーダーが放棄した子だと思われますし、過去がはっきり把握できている訳ではありません。そして今回の発生場所が同じ千葉県だったので。。。)
その結果が先週の金曜日、こむぎをお届けする前日に出たのですが。。。
結果が疑陽性となりました。
疑陽性というのは、陰性とも陽性とも判定出来ない曖昧な結果です。
感染している可能性もあれば、感染していない可能性もある。
ということです。
万が一にも感染しているかもしれない子を、そのまま無視して里親様にお渡しする事は出来ません。
ですから翌日のお届けを急遽取り止めたのです。

もし、こむぎが感染しているとしたら、尿から感染すると言われている犬ブルセラ症ですから、同じ家で暮らしている我が家の子達にも感染している可能性が高いのです。
逆を言えばこむぎが感染していたとしたら、我が子たちから感染したという可能性も考えられます。
そうした場合、今までの研修生達の事も気になりますので、我が子たちの検査をしてみれば把握できるだろうという事で、先生と相談して全頭の検査を行いました。
検査は病院では出来ません。
検査機関に犬の血清を送って検査してもらうのです。
ですからある程度の日数がかかります。

犬ブルセラ症は一度感染すると完治はしない病気だと言われています。
投薬治療で抑え込めても、又いつ再発するかわかりません。
再発に気づかずにいれば、感染源となってこの病気を広めてしまう可能性があるのです。
(そういった理由から、一昨年の大阪府の件は100頭以上が安楽死となったのです。)
そんな事情から、様々な事を考えてしまい、正直何も手に付かない状態だったのでブログ更新をお休みさせて頂いたのです。

そして今回、更新が出来たという事は。。。
結果が出たからです。
全頭ともに陰性でした。
もちろんこむぎも!!
最初の検査では疑陽性と出ましたが、先生が色々と調べてくださった結果、前回こむぎが受けた検査よりももう少し精度の高い検査が行われている検査機関がありましたのでそちらへ検査依頼をしました。
そして全頭が陰性との検査結果となりました。

前回こむぎが受けた検査方法はもっとも一般的な検査方法です。
血清学的検査で、抗体価を測定します。
ただ、本来陰性であるにも関わらず全く違う物が反応して基準値以上の抗体価を示す場合があるそうです。
つまり、陽性の反応までは見られないが違うものに反応したために抗体価が高く示されて、結果としては曖昧な疑陽性となってしまうのです。
疑陽性の場合は、再検査が必要となります。
ただし再検査までは潜伏期間の可能性を考慮して、3週間待たなければいけません。
(きちんとした結果が出るまでは感染予防の為に隔離する必要があります。)
そして今回こむぎと他の子が受けたのはこの検査よりも少し精度が高くて、陰性か陽性かの判定がはっきりと出るそうです。
(どちらの検査結果でも陰性の場合は確実に信用できる判定だそうです。)
そしてその精度が高い検査方法でこむぎも陰性の結果が出ました。


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これで安心してお散歩も行けるし、隔離生活からも解放されるし、お嫁入りも出来ます。
そんな訳で。。。
明日の土曜日にこむぎのお届けが決まりました。
今度こそこむぎの旅立ちの時です。

ふとした事から犬ブルセラ症の事が気になり検査しましたが。。。
この病気の事を知ることが出来ました。
今までは名前は聞いたことがあったけど。。。
名前程度しか知りませんでした。
(ちなみに海外ではブルセラ症に感染した動物は安楽死となるそうです。)
過度に心配する必要は無いと思いましたが、
「倫理的に見て、感染した犬をお散歩したり公共の場へ連れ出すのは獣医としてはお勧めできない」
と、先生が言っていたりしたので、もしかしたらこれからずっと全頭隔離生活なのかしら?
万が一我が家の子が感染していたら今までの卒業生たちの事もあるし。。。
そんな事を考えたらとても凹んでしまいました。
怖くなりました。
でももう大丈夫です。
元気になりました。

みぞ、本日から復活します。


それでは皆さん又明日お会いしましょうるんるん





























ニックネーム みぞ at 04:06| Comment(28) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする